焼石岳(焼石)

date 1995/7/19 晴のち曇
コース 中沼登山口〜銀明水〜焼石岳(往復)
実働 6h30m
メンバー すうじい、他1名
概要 中沼登山口から、お花畑の静かな山頂、蒸し暑かった。
行程 →:登山道、=:乗物
【7月19日】 晴のち曇
中沼登山口6:20→8:40銀明水9:00→10:10泉水沼10:30→10:50焼石岳11:50→13:10銀明水13:20→14:50中沼登山口
記録  お花の季節に栗駒山の高山植物と温泉を楽しむ企画に、岩手県の名山焼石岳に登り、名湯夏油温泉に泊まろうという、欲張りプランを追加したのであった。

【7月19日】 晴のち曇
 深夜自宅を発ち、東北道をガンガン飛ばして、平泉前沢ICで降り、7県道を走ってR397に入る。石淵ダムから尿前林道、荒沢沿いの林道に入ってshyy店が中沢登山口だ。既に7-8台の車が停めてある。天気が良いので、ねむいのなんかそっちのけで準備して出発だ。

 樹林の道を登って行くと、45分で中沼の畔に出るが、登りが報われた感じのところだ。沼に影を映す風景が美しい。さらに小沢沿いに登ると、湿原を伴う上沼に出て、所々に雪田を残す焼石連峰の稜線が望まれる。

 8時を回ると、大分陽射しが強くなり、日なたの道はムンムン蒸し暑い。至る所で見られるヒオウギアヤメは、花の盛りを少し過ぎているようで、良い写真が撮り難い。

 銀明水は、良い休み場であるが、辿り着くのに意外と時間が掛かった。ここで大ダルミして、行動食を頬張る。

 この先は、所々に雪田が現れ、ゴーロ状の登りになりやがて、丈の低いナナカマドや石楠花の間の道を行く。暑くて長い。平らになったら、間もなく泉水沼に至る。

 蛙の鳴き声が聞こえる。最後の一登りを前にして、燃料補給だ。この辺りにも、お花畑があり、チングルマやコイワカガミが咲いている。ゆっくりと、山頂を目指す。

 静かな山頂である。写真撮影と展望を楽しみ、たっぷりと休憩する。帰りは、銀明水まであっさり下る。避難小屋は、銀明水の5mほど登った所に建ち、10-15人ほど泊まれる。

 上沼の湿原では、菅の穂先に沢山トンボが停まっていた。中沼では、水中に黒いサンショウウオらしき生き物を見付ける。さっさと下って、登山口に至る。

 車に戻って乗り込み、林道を下り、R397の舗装道路に出て一安心。麓には日帰り入浴施設「ひめかゆ」があるが、素通りして夏油温泉へ向かう。

概念図

アルバム

中沼
中沼
上沼
上沼
ヒオウギアヤメ
ミヤマキンバイ
ベニサラサドウダン
銀泉沼と焼石岳
ベニサラサドウダン
ミネウスユキソウ
トウゲブキ?
ハクサンフウロ
チングルマとコイワカガミ
オオバキスミレかな
リュウキンカ
ヒオウギアヤメ
上沼
中沼
サンショウウオ

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