岩石山(東大雪)

date 1994/10/1 快晴
コース 士幌高原登山口〜岩石山コル〜岩石山(往復)
実働 hm。
概要 士幌高原から往復、岩々斜面でナキウサギ観察。
メンバー すうじい、他1名
行程 →:山道、\\:藪漕ぎ・踏跡不明
【10月1日】 快晴
士幌高原登山口11:55→12:55岩石山コル13:05\\13:20岩石山13:35\\13:45岩石山コル14:20→15:15士幌高原登山口
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記録  士幌高原へは、R274から入るのが少し難しいが、道道士幌然別湖線に乗れば、後は判り易い。牧場の間を抜けて行く。ゴマ塩みたいに牛が散らばっている。ゲートがあり、駐車場とトイレがあるので、ここに駐車する。

 車道を登って行くと、この道道は延長工事が中止のはずだが、道路工事をやっている、30分ほど登ると、車道は終点となり、山道に入る。やがて林の中の鞍部状になり、道標があり、右手の白雲山への道に入る。

 しばらく林の中の登りだが、急に開けて、岩々の下に出る。ピキーの声が聞こえる。ここから岩石山のコルを経て、岩石山山頂まで岩々累々であり、ナキウサギのよい棲み処となっている。

 とりあえず山頂まで、適当な岩を伝って登る。山頂はすごい風だが、大展望が得られる。特に、道東・日高山脈方面がよく見える。この辺りも紅葉が美しい。コルまで下って、昼食にする。この岩々の斜面で、ナキウサギを沢山観察・撮影した。

 プルプル震えつつも、岩の上で体を硬直させ、見張りをする姿。恐怖に我慢できなくなり、回れ右して岩の間に逃げ込み、仲間に「クチュ・クチュ・クチュ」と報告しているような小さな鳴き声。ほんとに愛らしい動物である。

 心ゆくまで心ゆくまで見ていたかったが、なにせ今日が最終日。夜までに室蘭に辿り着かねばならぬ。彼らに別れを告げ、駐車場へと向かう。道道歩きが長いが、士幌高原の牧場の牛など遠目に眺めながら、下って行く。

 R274からR237を経て、鵡川町に入る頃には真っ暗だ。室蘭からフェリーに乗る。

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