雨竜沼湿原(増毛)

date 1994/7/13 晴
コース 南暑寒荘P〜白竜ノ滝〜雨竜沼湿原〜雨竜沼展望台(往復)
実働 7h20m。
概要 南暑寒荘から雨竜沼展望台、湿原は花盛り。
メンバー すうじい、他1名
行程 →:山道、\\:藪漕ぎ・踏跡不明
【7月13日】 晴
南暑寒荘P 10:08→10:35白竜ノ滝10:40→湿原下水場11:10→湿原東端11:30→12:30雨竜沼展望台12:55→湿原中央13:35→白竜ノ滝14:23→15:00南暑寒荘P
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記録  南暑寒荘へ向かう林道の最後は、砂利の急坂となり、4WDが威力を発揮する。林道を歩きで登る単独の若者がいる。昔の自分を思い出す。

 広い駐車場に車を置いて、広い道を歩き始める。間もなく山道の登りとなり、道端の草花に目を遣りながら、30分ほどで白竜ノ滝が見える。更に登り、中央高地の山並みを振り返りつつ、30分で湿原下の水場に至り、流れの中に缶ジュースを隠す。平坦になった道をなおも行くと、雨竜沼湿原の一端に出る。

 ヒオウギアヤメの群落が、先ずは歓迎してくれる。木道に乗ると、エゾゼンテイカやミツガシワの花が目につく。腰の曲がった老婆が、スタスタ歩いて行く。元気な花好き婆ちゃんだな。湿原中央の木道が広くなった所で、皆さん休憩している。南暑寒別岳の斜面には、所々残雪が見られ、辺りは目に優しい緑色に溢れている。

 ここから、左回りの木道を行く。ハクサンチドリ、タチギボウシ等、いろんな花が咲いていて、撮影が忙しい。湿原の西端から、展望台に向け登り始める。展望台も混んでいたが、先客がいなくなってから、ゆっくりと展望を楽しむ。

 再び湿原に降り立ち、左回りの木道を行く。林道で追い越した単独の若者とすれ違う。凄い、もうここまで登って来たのか。池塘にヒツジグサが浮かぶ。心ゆくまで室膳の草花を愛でた後、湿原出口で振り返る。またいつの日か、きっと訪れたいものだ。

 水場の缶ジュースを回収して飲む。下りでも白竜ノ滝を鑑賞する。広い道に出て、ピンクの半夏生を何箇所かで目撃する。これもやはり、マタタビなのであろうか。

 駐車場に戻り、ヤマベの味噌漬けとギョウジャニンニクとで、しめじ入り味噌汁をこさえて飲む。旨い。それから道央道、札幌道を経て、小樽へと向かった。

概念図

アルバム

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