滝子山南稜(大菩薩・御坂)

date 2023/10/27 晴のち曇
コース 笹子駅〜寂ショウ尾根〜滝子山〜1090M下降点〜滝子山分岐〜初狩駅
実働 7h57m。
概要 寂ショウ尾根に体力不足を痛感
メンバー すうじい(単独)
行程 →:登山道、:溯行・下降、\\:藪漕ぎ・踏跡不明、=:電車・車。つ鳥獣
【10月27日】 晴のち曇
笹子駅7:38→寂ショウ苑入口8:18→8;44送電鉄塔9:02→大鹿林道9:12→1010M肩9:38→1130M肩10:04→10:38 1280M鳥獣保護区10:50→1450M岩峰11:47→1470MP 1204→12:26 1540M縦走路12:39→滝子山13:09→三角点13:18→男坂女坂分岐13:38→13:58檜平14:03→1090M下降点14:36→14:59 900Mベンチ15:04→堰堤林道終点15:45→滝子山分岐15:58→16:28初狩駅
使用装備 軽登山靴、ストック、スマホ、GPS
不用装備
記録  岩登り要素があるとの話を小耳に挟み、滝後山南稜(寂ショウ尾根)に出掛けてみた。期待したほどの登攀要素は無く、藪は無いが泥臭い登りの尾根であった。唯々、脚力不足を痛感させられることとなった。

 当初予定していた列車に乗り遅れ、行動開始が30分ほど遅れる。笹子駅からR20沿いに東進するが、どこで左折すれば、稲村神社脇を通る正解ルートになるのかが、判りにくい。なんとか正しい道を辿り、正面に滝子山が見えて来た。

 中央道を陸橋で越え、桜森林公園で害獣避けの柵の戸を開閉し、さらに進んで行くと、寂ショウ苑入口で右へ入る。寂ショウ苑とか粱山泊とか表札の懸かる古い小屋を見て、林の中の踏跡を辿る。

 暗い林の斜面をひと登りすると、開けた尾根に出て、800M送電鉄塔がある。切株に腰掛けて、朝飯にする。大休止の後、樹林の尾根道を登る。やがて、大鹿林道が横切る。再び、急な山道に取付く。乾いた尾根道は、少しザレていて、少し滑り易い。

 1010M肩、1130M肩と、休みたくなるような地形もあるが、登高を続ける。少しずつ傾斜が強くなり、険しくなってくる頃、鳥獣保護区の看板のある1280M付近で、荷を下ろす。水分を摂り、パンを齧ろう。

 この休憩の後、尾根は岩場っぽくなって来る。それでも、踏まれた所、すり減った岩角に注意していれば、ルート取りに迷うことは無さそうだ。1450M岩峰付近が、核心部と言えるだろう。この先も、ちょっとした岩場の乗越し等はあるが、問題は無い。

 既に、結構脚に来ているので、この後は踏跡を忠実に辿り、省エネを心掛ける。1540M縦走路寂ショウ尾根分岐(ここにも鳥獣保護区の看板あり)に至り、荷を下ろす。

 滝子山までは、まだ登りがあるので、ゆっくり進もう。山頂では、残念ながら富士山を拝めなかった。13時を過ぎているので、さっさと下ろう。

 男坂女坂分岐では、少しでも脚に負担の少なそうな、女坂を選択。道形が薄くて、少々判り難かった。檜平で、尾根に復帰し、小休止する。1090M下降点までは、ひたすら尾根下り。ここから、左手へ尾根から離れ、北東斜面を下降して行く。

 谷筋へ下りきった900Mベンチで、最後の休憩を入れる。ここまで来れば、あとは楽だろうと思ったが、どっこいそうはいかなかった。沢沿いの山道は、石ゴロゴロで歩き難く、最終堰堤の林道終点まで、40分ほどの頑張りが必要だった。

 林道に出てからは、随分と歩き易くなり、13分で滝子山分岐に至る。さらに30分の歩きで、初狩駅に到着した。

GPS軌跡

アルバム

稲村神社
滝子山方面を望む
中央右の尾根が南稜
寂ショウ苑入口
寂ショウ(りっしんべんに尚)苑
800M送電鉄塔で朝食を摂る
850Mで、大鹿林道に出る
1280M鳥獣保護区の看板前で小休止後
少し岩場っぽくなってくる
1540M縦走路寂ショウ尾根分岐
滝子山山頂
残念ながら、富士山は雲の中
滝子山山頂
女坂コースは、檜平で尾根に復帰する
振り返ったところ
1170M肩で振り返る
1090M下降点(フタマタ沢ノ頭?)
1090M下降点から、尾根を離れて北東側斜面を下る
滝子山分岐
左が下って来た林道

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