扇山・百蔵山(桂川左岸)

date 2023/4/14 晴
コース 鳥沢駅〜山谷登山口〜扇山〜百蔵山〜大同山東コル〜猿橋駅
実働 6h24m。
概要 JR中央線利用で桂川左岸の山を縦走。
メンバー すうじい(単独)
行程 →:登山道、:溯行・下降、\\:藪漕ぎ・踏跡不明、=:電車・車。
【4月14日】 晴
鳥沢駅8:12→大月エコの里8:55→山谷登山口9:11→三境10:28→10:58扇山11:08→11:56・818P 12:18→宮谷分岐12:49→13:37百蔵山13:58→大同山東コル14:12→登山者カウンター14:45→百蔵山登山口バス停15:02→15:29猿橋駅
使用装備 軽登山靴、ストック、スマホ、GPS
不用装備
記録  高尾山シリーズで少々自信を付け、駅から直接登れる中央線沿いの、桂川流域の山に出掛けてみた。

 JR中央線鳥沢駅で降りて、先ずは甲州街道を東へ進む。しばらく行くと、北へ向かう車道が分岐するので、これを登ってゆく。小沢の右岸沿いを北へ登る道を辿ると、やがて左岸へと渡り、大月エコの里という農場の脇を登る。

 山谷集落の中の車道は次第に細って来て、プレハブ小屋の横で消失する。引き返しか?と不安になるが、よく見れば、林の中に道型がありそうだ。この山谷登山口を利用する登山者は、少ないのだろう。

 杉林の中を進み、涸れ窪状の左岸側へ渡って登ってゆく。少し傾斜が出てきて、堰堤上で右岸に移り、さらに登ってゆく。左上方に林道らしきものが近付き、700M付近で、そのヘアピンカーブと思しきものを見送る。

 そのまま右岸沿いに登るが、750M付近からは、左岸斜面をジグを切って登るようになる。このジグザグ登りの途中で、高齢の単独男性とすれ違う。このコースを歩く人がいるんだ。900M付近で、やっと斜面のジグザグ登りから解放され、尾根に沿った道となる。この辺り、ツツジが多いようだが、まだ花は殆ど咲いていない。

 尾根の南西側を巻き気味に登っていると、今度はトレランらしき人とすれ違う。少し登ると、東からの尾根と合流して、三境となる。しばらく緩い尾根だが、1000M付近から傾斜がきつくなる。再び傾斜が緩んで、やがて土塁で囲まれたような地形の、扇山山頂に至る。

 富士山の姿を捜すと、思ったより小さい姿で、うっすらと確認出来た。黄砂のこともあって、さほど期待していなかったので、意外だった。小休止後、出発しようとしていた頃に、二人の登山者が現れた。

 大久保山を経て、北西へ下る尾根を辿る。途中かなりの急下降があり、乾いた泥斜面で足を滑らして、尻もちをつく。危ない危ない、慎重に下ろう。・818Pまでの下りが思いの外長く、ウンザリする。・818Pで、長めに休憩する。

 ・818Pの先は、少し複雑な地形を抜け、細かい上り下りを経て、宮谷分岐に至る。・849のコタラ山の南東面を巻いて、縦走を続ける。百蔵山への登りに差し掛かると、850M付近から傾斜がキツくなり、900Mを越えた辺りで、健脚の単独女性に追い抜かれる。

 百蔵山山頂からは、富士山が殆ど確認出来ない状態だった。少し長めに休憩後、大同山東コルから下降する。抉れた道を辿り、小尾根を下る。800M付近からは、小尾根を離れ、東側の涸窪状沿いの暗い道を下るようになる。ガレ石を気にしながらの、我慢の下り道だ。

 600M付近で、登山者カウンターを押したが、ここが登山口らしい。その少し先からは、舗装された車道を下って行く。登山者カウンターから15分ほどで、百蔵山登山口バス停に至る。猿橋駅までは、さらに30分ほど歩かねばならなかった。

 駅のホームへ急ぐと、ほんの数分で、電車が到着したのだった。

:

GPS軌跡

アルバム

大月エコの里の北側の道路
北側道路から南側を望む
山谷登山口の様子
踏み込むには、少し勇気が必要かも
三境から暫く、緩やかな稜線を進む
扇山山頂
辛うじて富士山の姿を望む
大久保山東のコル
百蔵山山頂では、富士山がほとんど確認できなかった
大同山東コルから、猿橋駅へと下山する

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